開催報告:公開講演会「世界と繋がる自分の作り方」(ミネルバ大学と立命館アジア太平洋大学の挑戦)

去る1月16日に、横浜創英中学・高等学校にて、元ミネルバ大学日本連絡事務所代表の山本秀樹さんと立命館アジア太平洋大学教授の近藤祐一さんをお迎えし公開講演会を開催いたしました。

テーマ「世界と繋がる自分の作り方」

〜How would you like to be remembered?〜

ミネルバ大学立命館アジア太平洋大学の挑戦)
    
学園内外の中高生と保護者の皆様、グローバル教育に関心のある方、そして本学園の教職員が一堂に会し、お二方から、今の世界の進化とどのように学びを進めるかのヒントをいただくご講演をうかがい、お二方と生徒とのディスカッションにチャレンジいたしました。

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この会が開催されたのは、去る6月にインターンシップで来日していたミネルバ大学の学生さんと交流した横浜翠陵中学・高等学校の生徒が、私に告げた一言からでした。

「私、いきたい大学が見つかったかも。もっとミネルバ大学のことが知りたいんです」

「1人のためにお願いするのは難しいので、あなたがミネルバ大学のエバンジェリストになって10人集めてくれたら、必ず説明を聞く機会を作るって約束するわ」

そして10人の仲間を連れて現れました。そこで、私は山本秀樹さんにお願いしたところ、喜んで、と快諾してくださいました。

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山本さんと相談して素敵な機会を作ろうと企画し、山本さんから立命館アジア太平洋大学(APU)にお声がけいただき、今回の講演会が開催されたのです。会の冒頭に山本さんがおっしゃいました。

「この生徒さん達は、10人の仲間を連れて来ただけでなく、そのおかげで大人も含めた70人の人が一堂に会することができたのです。拍手をお願いします!」

生徒が、行動することの素晴らしさを教えてくれた冒頭の一コマです。

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チェックイン

まずは今日はどうして参加したのか、そしてどんなことに期待しているのかを、皆さんで共有していただきました。

「ミネルバの話をもっと聞きたかった」「将来を考えて、今、教育に関心があるのでこれからどんな教育が必要なのか、それを知りたかった」「親にすすめられて一緒に来た」

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講演「世界と繋がる自分の作り方」「ミネルバ大学の挑戦」
VUCAと呼ばれる時代に、誰かにもらった正解を教室の中で学ぶのではなく、教室の外で学びは始まり、自分で「問い」を見つけ深い対話によって自分を進化させていこう。そして、変化を創る側の人になり、自分で成長のシナリオをつくることが大事である、ことなどを学びました。キーワードはSUPER VUCAです。

(SUPER VUCAのVUCA:Vibrant-生き生きと、Unreal-非現実的に、Crazy-熱狂して、Astound-堂々と!)

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講演「立命館アジア太平洋大学の挑戦」

“Are you future ready?”  ” Are you global ready?”  

19世紀に作られた教育システムで20世紀の「教員」が21世紀をつくる若者を育成しようとしている。(大人に響いた言葉です)
1番オンリー1を大事にしよう。世界は多様で、今「普通」だと思っていることは世界では普通ではなく、何かを成し遂げるために深い理解と考察が必要。世界に飛び出して、間違いや失敗を経験してそれを自分で克服しよう。進路を選ぶのにどんなことがどのくらいできるのか、自分で見極めよう、ということなどを学びました。

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講演者と中高生のディスカッション
中高生全員とお二人の講師とファシリテーターを交えて車座になり、講演を聞いてみんなに聞いてみたいことを質問しあい、それに講師の方からコメントをもらうディスカッションにチャレンジしました。

「いまどんなことに興味がある?」「このお話を聞いて考え方がどんな風に変わった?」「行動をする勇気を持つために何が必要?」

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加えて、来場している大人の方々からの質問もオンタイムで表示し、それについて聞いてみました。

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“How would you like to be remembered?という問いにどう答えましたか?”

「挑戦している人だと思われたい」

「いつも笑顔で楽しく進んでいる人だと思われたい」

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懇談会
最後に、ご来場いただいた大人の方々と教職員で講演いただいたお二人を囲み、それぞれの方からお話をいただいたり深いお話をする時間を過ごすことができました。みなさん、お話が止まらない!

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<アンケートの一部をご紹介>

生徒より

・ディスカッションがすごく楽しかったです!

・「好き」を純粋に追い求めること(印象に残ったこと)
・21世紀の教育は昔とはかなり変わってきていて、わたしは暗記するだけが勉強ではないのではないか?と疑問を持っていたが知識を活用したりアクティブになる必要があり今の自分に足りないことが多く発見できました。

・自分は失敗を恐れ進路に迷ってしまっている部分があるが、成功や正解だけがゴールではなく 失敗することで成長できたという先生の言葉で背中を押されました。
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保護者より(一部抜粋)

・このような会を公開にして共有したいただいたことに感謝します。

・率直に発言する生徒たちの姿(印象的に残ったこと)。

・ご講演を頂いた両先生、ファシリテーターの先生、開催するきっかけを作ってくれた翠陵高校の生徒の方々、シャイながらも自分の率直な意見を聞かせてくれた生徒の方々、場所提供と準備にお骨折りいただいた創英の教職員の方々、私を誘ってくれた娘に感謝します。ありがとうございました。

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お客様より

・大人がいない方が盛り上るかも
・とってもステキな会でした!講演のところは、オンラインで公開してもよいほど!

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教職員より

・自分たちが検討している新しい教育デザインを信じて進めるべきだと感じた。

・大学に入るまでの間に本当に必要なことを学ぶ機会の提供はできると思った。

・20世紀型の我々が思う「現実」ではなく、「非現実」を突き進むことに可能性を感じた。

・自分が「普通」ではないところに身を置き、それが生徒の特徴になる事が必要なのではないかと感じた。

・公開講演会を開催するという、どうなるかわからない不安があってもチャレンジすることで「機会」を作ることができるのかと驚いた。

・この機会をもっと多くの生徒に提供したい。

・学校教育に身を置く立場として、「間違えさせる教育」の視点は考えさせられました。高校教育の場でも、知識を活用できる経験の場を築いていく視点を持つ大切さを実感しました。

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最後に

この度の機会を得て、私どもは学校の枠を超え、世代を超えて、未来について考えることが生徒はもとより、教職員にとっても応援してくださる皆様にとっても有意義なものであることを学ばせていただきました。ありがとうございました。

これからも皆様と共に未来を作ることができるように進化をしていきたいと考えております。今後ともご教示いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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【講演者プロフィール】
山本秀樹
慶應義塾大学卒業、ケンブリッジ大学経営管理学修士(MBA)修了。東レ株式会社で高機能繊維を用いた航空宇宙、自動車・電子部品・土木建築・アパレル分野等での新規製品開発を経験。経営戦略コンサルティング会社であるブーズ・アンド・カンパニー(現PwC Strategy& )で大手企業の成長戦略策定、事業再生、事業提携等を支援。住友スリーエム株式会社(現3M Japan)ではマーケティング部長を歴任。2014年にAMS合同会社を設立、新規事業開発・用途探索支援のコンサルティング活動と並行し、2015年から2017年までMinerva Schools at KGI (ミネルバ大学)日本連絡事務所代表を務めた。
著書「世界のエリートが今一番入りたい大学 ミネルバ」(ダイヤモンド社)

近藤祐一氏 (立命館アジア太平洋大学 教授 入学部長) 
国際基督教大学卒業後ミネソタ大学で博士号取得。専門は異文化間コミュニケーションおよび国際教育。南山大学在職中は、交換留学の開拓や海外での短期留学プログラムを開発。また、他大学の教職員のための異文化間コミュニケーションプログラムや国際プログラムの運営のためのトレーニングを行う。2006年から立命館アジア太平洋大学において多くの異文化教育プログラムの開発運営に携わる。現在入学部長として年間350万キロを移動し、国内外の高校生と接している。

【ミネルバ大学の概要動画】